#TDLef23_vol.2『MARIA』

どもども
アロハロハ・ヒィヒィーン・サミィです。

❤️
《シノブとミツエ》


わーっっっ!!


あ、お盆近いですもんねぇ。


ふにゃーーーっ!!

 

もとい。

いきなり
ば、ば、馬足ならぬ、、、
、、く、熊足、、、

白熊 2023
進化バージョン@天文館


きゃ〜白熊さ〜ん❤️

、、、、足ならぬ
蛇足なのですが、


わーい、サミーさ〜ん!!
おかえりあざま〜す。


ただいまーっ!!
もとい。

なんせ
この時代の8cmシングルCDって
だいたい2曲セットで
展開されてたじゃないですか。

それぞれの
(もしくはメイン曲のみの)
カラオケも入れて
1枚のシングルに
合計3〜4曲という感じで。

アナログレコード(EP、LP)の先輩世代や
カセットテープの我々世代は

A面、B面とかって概念が
自然と刷り込まれていたせいか

この不思議な文化を
すんなり受け入れていたように
思うんですけど

昨今の若者世代から
「なぜシングルなのに2曲?」
「カップリングって何?」
などと
何気に聞かれた際に
上手く説明してあげられず。

なんせ昨今の
ジェンダーレスの概念とともに
「シングル」や「ペア」の定義も
変わってきてますからね。


ところで「東京サミコ」ってのは
二人組のユニットってご存知でした?


黒サミコ&赤サミコ❤️


し、、知りませんでした、、、まる


うふふっ♪「東京サミコ」は
東京のオリンピック招致が決定した際に
SammyさんがTokyoドメインを取得して
便乗デビューさせたという
SAMIKO TOKYO プロデュースの
おもてなしユニットなんですよ。


なーるほど!!
サミコちゃんの妹分的な
存在になるんですね。

うきゃっ

もとい。
そんなこんなで迎えた
1997年の1月中旬。

そう、ワタクシは
チャリで丸金ラーメンに向かう途中に
恵比寿3丁目の交差点で
ひき逃げされたわけなんですよね。


ご興味のある方は
旧・Sammyのドレミページの中で
2005年春頃に徒然ったコーナー記事

「No.4:救急車」をどぞ。


意識朦朧な中でも救急車の中で
ちゃっかりサバをよんでたという
Sammyさんのプロ根性に
重ね重ね敬意を払いまっする。


むふふ。


しかもその時の示談金を惜しみなく注ぎ込んで
2枚のオリジナルCDを制作、発表したのは
サミマニの間ではとても有名な話ですよね。
(*以下、通称、火曜日と水曜日の図。)

 

 


転んでもタダでは起きないという

Sammyさんのたくましさに
重ね重ね重ね敬意を払いまっする。


うぇーーーい!!

 


速攻もとい。

ま、火曜日と水曜日の宣伝は
また別の機会にってことにして

怪我の功名っていう意味で
ここで特筆したいのは

コルセットで
ぐるぐる巻きになったおかげサミで

「サマータイム」を
ジャニス仕様のファルセットで
アプローチ出来るようになった
ということでしょうね。


2014年のSammyのうばじゅ便記事、
 ファルセットの聖地「恵比寿3丁目の交差点」参照。



 


わ〜お >>座椅子どの
おひサミなのです〜!



あ、どもども!ってか >サミーどの、
コルセットにファルセットで対抗とは
さすが
上手いことをおっさる ♪


うっきぃ〜!!

 

ってなわけで
やっと本題。

そんなこんなで
基本リハビリ生活を送っていた
ある日のこと。

フジパ山﨑氏より
番組プレゼン用として
「ある曲」の
本歌(⇔仮歌)歌唱のご依頼が。

 

「フジパ」というのは、フジパシフィック音楽出版(=現・フジパシフィックミュージック)のことで、Sammyさんはそのフジパ主催の「一曲千金」というオーディション企画において「最優秀賞」を受賞、フジパと「ライター&歌唱契約」ってのを交わしていたんです。「山﨑氏」というのは、フジパ専属作家の山﨑利明(現・山﨑耀)氏のことで、当時Sammyさんとタッグを組んで仕事をする機会が多く、これが、後のエフコラ(ef collage)結成へと繋がっていくわけなんですよね。

 

しかも
仮歌の時と同様に、


明るく元気よく
パワフルな感じで
よろしく〜!!

という
注文付きで。

‼️

そう、
その「ある曲」というのが

他でもない
「I Can See Your Smile!!」
なんですけど

おさらい視聴🎵


「I Can See Your Smile!!」

 

そう、この曲は
事故の1ヶ月ほど前に
山﨑さん曲先で
ワタクシが歌詞を書いて
すでに仮歌も
入れていたんですよね。


「歌詞」のエピソードに関してはまた追々。

まあ
あくまでも仮歌なので
若干雑だった歌の箇所にも
目をつぶっていただいては
いたんですよ。

でも、流石に
番組へのプレゼン用
とあらば

本歌をちゃんと
録り直しましょうってなわけで。

しかもその時
ファルセットなどではなく
王道の「地声」を
求められていたというわけで。

‼️



人生〜って〜えぇぇ〜皮肉なものですね〜♪
(ひばりさんの愛燦燦にのせてどうぞ。)

 

 

 

もとい。

その時ワタクシは
思ったんです。

こんなタイミングで
再び肋骨に響く「歌」を
求められたのには

なにか深い意味があるに
違いないと。

そう、神様に試されてる的な…

ま、なんにせよ、
プロとしては
クライアント様の
オーダーにお応えするのが
スジかと。

なので、その時は
事故のことも肋骨のことも
一切フジパ側には伝えずに

何とか乗り切ろうと
したわけですよ。

それこそ
最初の歌入れの候補日まで
1週間足らずでしたが

それからの毎日、
「大丈夫、全然痛くないも〜ん」って
自己暗示をかけながら

ひき逃げなんてされてない!
肋骨なんて折ってないっ!てな感じで
通院も辞め

何とかなる、いや、何とかするっ!!
って勢いで
自主イメトレに
日々励んだわけなのです。


Sammyさんのこの不屈の精神は
Sammyさんの母上さま(通称:サミママさま)から
受け継がれた(=与えられた)ものだと思われます。

というのも、事故の次の日の朝一番に東京に飛んできて
Sammyさんの病院に駆けつけたサミママさまは、
「明日のライブ、出られないの残念だなぁ」と
ぐったりぼやいていたSammyさんの情けない姿を見て
いきなりパジャマ姿のSammyさんを病院から連れ出し
タクシーで高尾山へと向かったんですよね。

そう、何と、右肋骨全壊状態のSammyさんに
気圧療法とばかり登山させたわけなのです。

Sammyさんから「鬼〜!!」と罵倒されながらも
終始微笑みつつ「何とかなるから」って言いながら
無理やり登下山、その後病院には戻らずに
次の日ライブに送り出したというわけなんです。

 


そして騙し騙し迎えた
レコーディングの前日。

山﨑さんより
ご連絡が。

や:「ごめーん、明日のレコーディング無くなった。」

さ:「え???、、、延期ですか?
それとも不採用ってことデスカ???」

や:「じゃなくて、逆逆!!アレが採用になった!!」


ほんげ、、、??

 

つ、つまり、
突然プレゼンの機会が
早まったらしく


業界あるあるw

まだ仮歌の状態ですが、、、と言って
曲を聞いてもらったところ

先方さまが
ワタクシの(あの雑な感じの)仮歌を
えらい気に入ってくださって

本歌を入れ直すって話をしたら
その必要はないと言われたらしいのです。

というわけで

や:「じゃ、また動き出たら連絡するねーっ!!」

って
電話が切れたわけなのです。

 

 

いやはや、今だから
言いますけど

あの時は
正直ほっとしました。

なんせ騙し騙しの状態で
挑もうとしてましたからね。

ま、そんなこんなで
「I Can See Your Smile!!」が
NHKサンデースポーツの
エンディングテーマとして
TVで流れ始めた頃に

山﨑さんから
事後報告が来たんです。

や:「ごめーん!言うの忘れてた!もう曲が流れてる〜!!」

というわけで
番組を確認してみたら

ほんとだ、流れてる〜〜〜!!

しかもアーティスト名が
「MARIA」になってる〜〜〜!!


「ありま」→「アリマ」→「マリア」→「MARIA」

へと変遷していったというのが通説みたいです。

 

つづく

 

PANTAさん。

PANTAさんと
1対1で
じっくりお話が出来たのは

JIMMYさんが企画した
原宿クロコダイルセッション
(2021年3月6日)
の打ち上げの時の
たった一度きりでした。

その時のことは
大きな「衝撃」として
今でも私の中に残ってます。

まさかライブの後に
PANTAさんの方から
お声をかけていただけるとは
夢にも思っていなかったので

とにかくめちゃくちゃ
びっくりしたわけなんです。

というのも
PANTAさんが開口一番
私に放った一言は

「どうも、あなたのファンです。」

なんですよね。


(マ、マジすか、、、汗;;;)

 

そう、その後、原宿クロコダイルで
PANTAさんとお話しさせていただいて
その言葉がリップサービスでもなんでもないことに
感動したのを覚えています。

PANTAさんは昔
私(座椅子JOPLIN)のステージを

以前にも何度か
ご覧になる機会があったらしく

その時々の印象を
切切と語ってくれたんですよね。

しかも
私自身忘れていたことを
色々おっしゃってくれて

(ー内容はここでは割愛しますー)

PANTAさんは
エンターテイナーであると同時に
ジャーナリストでもあったんですね。

自らの好き嫌いを
反映させつつも

どこにも媚びずに
誰をも傷つけることのないように

私の目の前で
冷静に公平でかつ正確なレポートを
心がけるご様子が

とても清々しかったです。

それまで
破天荒なミュージシャンとして
日本のロック史に
度々登場してきている方とは
思えないほど。

実は数年前に
PANTAさんのステージを
フェスで拝見させて頂いていたので


残・残・残暑ですねぇ(その2)」参照。

 

ちゃんと実在するお方なんだと
認識はしておりましたが

それまでのイメージが
見事に覆されました。

PANTAさんは
謙虚で礼儀正しくて
言葉遣いや立ち振る舞いも
紳士的なお方でした、まる

そんなPANTAさんが
我々のクロコのステージを見た後で
その日のうちに
レポートしてくださったという
fbの記事を以下。


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*ライブレポート(全文)

Panta : 【Jimmy Sakurai Presents ; [Celebration DAZE]】


こんなに心から楽しめたのも久しぶりだ。

1969年のアメリカツアー、とくにテキサスはダラスのライヴを中心に繰り広げられた、まだニューヤードバーズの色合いが濃い最初期のレッド・ツェッペリンは、ジェフ・ベックを敬愛してやまないジミー・ペイジの「Train Kept A Rollin」で幕は切って落とされた♬

 

素之助がどこまでボンゾに喰らいつけるのか、前のめりのビートを平然と修正していくリョウタのベースは絶品だ、今日の一番のヒーローかもしれない、そしてヴォーカルを無茶ぶりされた座椅子ジョプリンのサミーが、もしもジャニスのバックでツェッペリンがいたらという「Piece of My Heart 」を熱唱、最後までエモーショナルなギターを披露してくれたジミー桜井の凄さをとことん味合わせてくれたクロコのSuper ZEP Sessionだった♬

 

1969年、アマチュアに毛の生えたような頭脳警察を作った12月、その69年にツェッペリンはすでにこんな凄まじい試みを全米で披露している、そんな69年に思いを馳せると気が遠くなってくるような欧米との落差、かつまたザ・フーとの兼ね合いなのか、なぜかウッドストックには出ていないZEPだが、フラワーズがツェッペリンを完コピするのとはわけが違うジミー桜井くんの志を強く受け取らせてもらった日でもある、ウォールストリートジャーナルでもロックバンド100の中で、2位の人気投票を誇るレッド・ツェッペリン、この楽しい試みをぜひ日本中で魅せてあげてほしい、そして続けて欲しい。
Stairway To Heavenのサミーのリコーダーに思わず涙が出そうになったCelebration DAZE、楽しませてもらった、ありがとう、そしてお疲れさま♬

 

PS:素之助のタイム感が変化している由、頭脳警察の変わりようが楽しみでならない、ちなみにZ繋がりとして、どこかで、もしZKとZEPが一緒にやったらなどというものもやってみたい気がする日にちの変わった7日の零時・・・♬

 

ジミー桜井(g)
Sammy(vo) 寺沢リョータ(b) 樋口 素之助(ds)
&Dick Kitahata
Part 1
1) Train Kept A Rollin/
2) I Can’t Quite You Baby
3) Heartbreaker
4) Babe I’m Gonna Leave You
5) You Shock Me Incl:Turtle Blues
6) What Is And What SHould Never Be
7) White Summer/Black Mountain Side
Part 2
1) We Are Gonna Groove/
2) Dazed And Confused
3) Peace Of Love
4) Pat’s Delight(Drum Solo)
5) Lemon Song
6) Good Times Bad Times
Encore
7) Stairway To Heaven
😎 Whole Lotta Love

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*投稿写真(全6枚)

数ある集合写真の中からPANTAさんが選んだ一枚。

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>>PANTAさん、その節は素敵なレポートを
ほんとにほんとに
ありがとうございました。

謹んで
ご冥福をお祈りいたします。

どうか安らかに。

kiss the sky,
Sammy