薩摩有馬 VS 京都角倉《後編》

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はい。ごきげんうるわしゅう。
スキあらばバリでお馴染み(?)の
ヒサミです。

 

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はてさて、バリのホテルで出迎えてくれた
奇妙な木彫りの物体、、、

ナンダナンダ…?!

ええ。近づいてみると・・・

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わおーっ。

 

シノブミツエ、
はけーーーんっ(笑)!!

 

 

もとい。

最近いろんなツガイものが
全部シノブとミツエに見えてきます。

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お。
再びw。


w
シノブとミツエ
症候群

 

というわけで、

シノブ VS ミツエ《後編》!!
(↑)いつの間にかタイトルが変わってますが

はじまりはじまり〜♪

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【シノブ=じーちゃん】

はい。
今年の1月に天国へ旅立ったシノブさん。
とても印象深いタイミングでした。

というのも「ロング・グッドバイ」の
まさに「歌詞のお直し期間」の真っ最中に
シノブさんの訃報が届きまして。

・・・そうなんです。

映画版のDVDを観たり
原作本を読んだりして
歌詞の世界観をあれこれ
試行錯誤していた頃ですよ。

しかも、シノブさん崩御を含め
年末年始は友人知人が相次いで
天国に旅立ってしまったという
事実も重なり、、、

 

実はちょっと意識してしまったんですよね。
「死」というものを。

『ロング・グッドバイ=長いお別れ』
というのは
「長い間会わないこと」という意味よりも
ずばり「永遠のお別れ」、、、

つまり、

「死」というニュアンスに
もっと重きを置くべきなのではと
思ってみたり。

 

とにもかくにも
飛行機を降り立って
シノブさんのお通夜へ。

そしてお葬式のあと
納骨をしに
日置市伊集院にある
有馬家のお墓へ。

ちなみに敷地内に幼稚園があるんですが

園児の皆サミはお墓がこんなに近くにあって怖くないのかしら・・・

 

・・・なんてなことを感じながらも
シノブさんのお骨をミツエさんのもとへ。

 

あれ?ちょ、ちょ、ちょっと待って。

「永遠の別れ」となるはずの
「長いお別れ」からの
「出会い」アゲイン、、、?

 

ふがぁぁぁ???
んんん。混乱しましたよ。

 

– 少なくともシノブとミツエは結局お墓の中で再会・・・。

ううむ。

謎。

 

ワタクシここにきて
なんだかとてつもなく
壮大なテーマを
叩き付けられているのでは・・・?!

「死後の世界」とか、、、

あるいは「生前の世界」☆

・・・なんてなことを
思ったとか思わなかったとか。

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【ミツエ=ヒサミのばーちゃん】

ってなわけで、話はちょうど1年前の
初夏(5月初旬)頃にさかのぼりますが。

大阪へ行く用事があったヒサミは
日帰りを1泊に変えて
京都へ足を延ばしてみました。

というのも、ミツエ崩御の後、
妙に「角倉」という響きが
気になっていたからです。

 

というわけで、京都「嵯峨嵐山」へ。

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京都の嵯峨嵐山駅から
少し歩いたところに
ひっそりと佇む

『角倉町』バス停。

 

おぉ。
なんかちょっと感動です。

 

 

と、バス停の向こうには了以さんが私財で開削したという桂川が・・・

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あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

シノブとミツエがぁぁぁ!!

 

もとい。
道路を挟んでバス停の反対側へ渡ると、、、
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「花のいえ」・・・?

おっと。休憩所ですかね?なんだか宿っぽい・・・???
何やら江戸時代のお屋敷の雰囲気・・・

というわけで、中へお邪魔してみたら
角倉了以さんの舟番所兼邸跡、、、!!

おぉ。

幸先が良いですね。
いきなり「角倉」をはけーーーんするとは!

なんだか妙に盛り上がってまいりました。

・・・というわけで、
許可をいただいてお庭を拝見。

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ヤムヤム。ごちそうサミでした

そして
この近所に「角倉神社」なるものが存在すると
教えていただいたので

再びてくてく・・・

 

・・・とと、嵯峨嵐山駅が見え・・・
・・・てきたということは
行き過ぎたみたいですねw。

戻りましょう・・・
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ちょっと疲れたので
薔薇の喫茶店でひと休み。

 

 

で、探しましょう…てくてく…..

 

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おっと、ここにも
「すみのくら」はけーーーん。

・・・しつつ路地を奥に入って、、、

おぉぉぉぉ、
うわさの 角倉神社
はけーーーーーんっっっ!!

ふむふむ。
角倉神社はお稲荷さんみたいです。
(*以降テキストのみでお伝えしマス)

ー 白狐さん、はじめまして。ミツエの孫のヒサミでございます。

・・・的なご挨拶を。

すると白狐さんから、

ー あ〜ら。コーンにちは。よく来たわね〜!!ま、ゆっくりしていってよ。

・・・的な返事が返ってきたとか来ないとか。

もとい。

敷地内にはブランコが・・・?
特にさびれた感じはないですけど、
周りには人っ子一人おらず。

で、裏手に回ると・・・。

え?
はい。・・・なんでか分かりませんが
安倍晴明さんのお墓
はけーーーーーんっっっ!!!!

ってゆーか、なんで
安倍晴明さんのお墓がこんなとこに・・・?!

ナンデナンデ…?!

晴明神社は京都の街中に存在するはずなんですけど
なんで晴明さんのお墓がここにあるのか、
そしてなんで
「角倉神社」の裏手に、、、!?

(再)。

そんな謎をかかえたまま、
とりあえずてくてくもとの道に戻り・・・

すると途中にカーネーションが立ち並ぶ
お花屋さんをはけーーーん!!

 

そーなんです。
すっかり忘れておりましたが、

もーすぐ 母の日でした。

 

というわけで、

ミツエの娘でもある母へギフトするべく
カーネーションの鉢を購入。

宅急便の住所等記入しつつ
「角倉家」と「安倍晴明」の関連について
お花屋さんに尋ねてみたのですが
残念ながら解明されず・・・

でも、代わりにものスゴい情報が!!

なんと今年は、

角倉了以さんの
没後400年の年にあたるらしく!?

、、、で、なんと
7月7日に比叡山延暦寺で

「角倉了以」没後400年の
大法要が執り行われるらしいっっっ!!

うぉぉぉぉ!!!

399年の式典は前年(2012年)に
清水寺ですでに執り行われていたそうな!!

 ぬあんと(@@)☆

・・・というわけで、

そのお花屋さんによると、
実はまさにその頃、
角倉宗家の第17代当主の
「角倉吾郎」さんというお方が
全国に散らばる角倉子孫たちに
声をかけていらっしゃるっ!!
というお話で。

わーお。

・・・というわけで、
そんなタイミングで
京都に引き寄せられたのも
ミツエのしわざだな
確信したヒサミは

京都宿泊をもう1泊のばして
たぶんミツエゆかりの
スポット巡りをしたわけなのでした。

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あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

シノブとミツエがぁぁぁ!!

 

 もうええっちゅーにw

もとい。

もしかしたら
ミツエは天国へ逝く前に一度
京都を旅したかったんではないかと。

そう、たぶんシノブと二人で。

 

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その後、東京に戻って角倉さんに
連絡をとってみたところ

大法要の申し込みの締め切り日は
とっくに過ぎていたんですけど
特別に400年の大法要へ
出席させていただくことができたのです。

なんだかとっても厳かで
あたたかな気持ちになりました。

、、、じんわり感動。

 

誰かの400年忌大法要に参加するなんて
生きてる間にそうそう体験することなんか
できませんもの。

ましてや自分のご先祖様の・・・。

まさに歴史的瞬間・・・!!

大法要のあとの角倉会において
おくらばせながら
「角倉了以」さんについて
学ばせていただきました。

 

カキカキ…

あ、ちなみに角倉家安倍晴明の謎は
ご当主もご存知でなかったみたいデス。
(今後の研究にご期待くだサミ。)

 

ま、分からないから余計に
そそられるんでしょうけどwww

haikarasan

というわけで、後編、一旦おわり。

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*うば追記*

「京都の豪商・角倉了以を題材にした
アニメ映画が製作へ!2014年公開を予定」
http://www.cinematoday.jp/page/N0042672

上記の件、動きがないので虫プロダクションに問い合わせてみたところ
2014年の完成は送られるとのこと、、、うーん、残念!!

今後に期待します!!!
かしこ。

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