#sammy33 東京物語 ep.9:333


本格的に
サミくなってきましたね


そろそろメリクリモードに
ベクトル向ける
感じですかね


ですよね!ではではサミコも
ゆく年くる年の準備に入りま〜す!

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ep.7 からのつづき)

さてさて
本社「財務給与」での
怒涛の馬車馬期間が
ひと段落いたしまして

年末調整の時期まで
お隣の課である「資金管理」の
お手伝いに駆り出されていた
ある日のこと

突然人事から呼び出しを
受けたんですよね

ん?
私なんかヘマでもした?と
若干ドキドキしながらも
人事室に出向いたら

 

(人事の人):

あ、どうもどうも〜!
あの、〇〇さんって
来春からは大学に
戻られるんでしたっけ?

 

(サミー):
あ(!)、、、(そっちか、、、w)
実はまだ方針が定まっておらず、、、

 


ほう。ってことは
大学に戻らないって可能性も?



そうなんですよね、、、留学中に
色々思うところもありまして、、、

 


といいますと?



私が通っていた語学スクールには
色んな国の方々が通ってらして
中には11、2歳ぐらいの子供達もいて
私もそんなグループに混ざって
話をする機会があったんですが

 

皆さんとてもしっかりなさっていて
将来自分はNYでお店を開きたいとか
世界的なデザイナーになりたいとか

目を輝かせながら話している姿を見て

 

あ、そっか、だからみんな
英語を話せるようになるために

ここにいるんだなって、、、

 

なので、その子達から
「YOUは何になりたいの?」
って聞かれた時に思わず
「私はシンガーになりたい!」
って
答えてたんですよね(笑)!!

「英語の歌が歌いたいから」とかって
思いっきりハッタリですよ!

 

 


でもハッタリから始まる人生も
あるんじゃないでしょうか?



あ、、、そこなんですよね!
でも、いざ日本に戻ってきても
結局のところ、こんな感じ
のほほんと暮らしてしまい、、、


いや、もう、恥ずかしながら、、、
ほんと、申し訳ございませんっ‼️
、、、(滝汗;)

 


あ、いえいえ、そうではなくて

 

〇〇さんのご方針がまだ
決まってないってことであれば
逆にこちらから
提案なんですけど

 

来春からここで「社員」として
働いてみるってのはどうでしょう?

 


・・・え?



あ、もちろん社員といっても
SEとかの専門職ではなくて
総務系の事務職になりますけどね

 

ちょうど六本木支社ビルの方で
来春から欠員が出るみたいなのでね


もし〇〇さんが大学には戻らずに
東京でアルバイトをしながら
「歌手の道」を目指すというのなら

保険としてここの社員枠を利用するのが
得策なのではないかと思うんですよね

 


あの、、でも、4大卒でないと
社員にはなれないんじゃ、、、?

 


原則はそうなんですけどね
あくまでも原則ですから

 

それに財務給与と資金管理の皆さんから
〇〇さんの推薦が来ておりましてね

 

ぜひ、〇〇さんの夢を
応援したいってことでね

 

勿論ここでの仕事は
最優先にきっちりこなして頂くとして

後は〇〇さんの頑張り次第って
ことなんですけどね

 

いかがでしょうか?


・・・

 


ま、年明け頃にでも
お返事を頂けますかね?

 

 


、、、はい、分かりました。
ありがとうございます。

 

 

………………………………….

 

……………………………………

……………………………………

 


・・・‼️

 


え〜〜〜っと
なんか知らないけど
応援されてる気がする〜〜〜‼️

ってか・・・ん?

そっか、あるいは
私はSE職には向いてないと
遠回しに教えてくれてるのかも
(苦笑)

もとい、思い起こせば
大学3年のある時期に

ゼミのみんなで
「未知の箱(=PCなるもの)」
を囲んで

この「箱」はなんぞや?
突然爆発とかしないぞなもし?
とかって

ワイワイ
騒ぐだけ騒いでおいて

肝心のPC論文は
自宅にPCがあるという
班長のNくんに全てを託し

授業自体も
我がオーシャンチャイルド
(親友Y子)に
代弁を頼んだりしていたことが

会社(IBM)側に
全部バレていたのかもしれませんが

いずれにせよ
あの人事のお方のお言葉には

特に
恩に着せるわけでも
遜るわけでもなく

つまり
上からでも
下からでもない

程よい人類愛が感じられ

なんだかほんわかしながら
帰宅していたとき

ふと思い立って
東京タワーに
向かってみたんですよ

そう、333mを
登るために

つづく